特別養護老人ホーム三滝苑コロナ感染情報①
コロナ感染症についてご報告申し上げます。
ショート棟での感染拡大は治りましたが、特養棟にて感染がありましたのでご報告申し上げます。
① 特養三滝苑3階職員が8/10発熱し、8/11抗原検査の結果陽性(みなし陽性)となり、出勤停止といたしました。当該職員は2階職員及び利用者と接点はなく、ショート棟職員は職場への出勤経路も別にしているために、ショートステイ棟でのクラスターとは別ルートでの感染と考えております。
② 8/11以降、8/12,8/15,8/18,8/19に各1名ずつ、合計4名の特養利用者様が発熱のため抗原検査を受け、陽性判定となっております。特養3階での隔離対応が困難なこと、要介護4,5の重篤な高齢者が多く在所されていることから、4名の特養利用者様を、2階ショート棟へ居室移動し、隔離対応をしております。
③ 上記を踏まえ8/11,12で特養対象の全職員を対象としたPCR検査を実施。結果、①で発症した職員と同居の職員(濃厚接触者のため8/11より出勤停止)が、コロナ陽性となり出勤停止となりました。
④ 8/16,8/17にそれぞれ他階より3階に応援に入っていたパート職員2名がそれぞれ発熱。他院にて受検の結果、コロナ陽性と判定され、出勤停止となっております。
8/20時点で特養利用者様4名、職員(パート含む)4名、計8名がコロナ陽性となっております。
上記にもお示ししたように対策として感染者を2階ショート棟にて対応している理由として、①感染症に習熟した職員が多い、②個室対応が可能で隔離構造(レッドゾーン/イエローゾン/グリーンゾーン)を設定しやすい、③職員、利用者様ともに罹患者が多く、再感染しない(しにくい)、等が挙げられます。
けれどもこのため一般のショートステイ利用者様のサービス提供を中止せざるを得ない結果となってしまいました。苦渋の決断となりましたが、重度要介護の利用者様の感染を予防するために、またこれ以上苑内、地域へと感染拡大を予防するために、このような対応をしておりますことを悪しからずご了承いただきます様お願い申し上げます。
ショートステイのサービス再開の目処が立ちましたら担当者より利用者様、また居宅介護支援事業者の皆様にご連絡をさせて戴きます。
社会福祉法人燈心会 特別養護老人ホーム三滝苑 施設長 野村 妙子