活動報告

若年認知症者と家族の居場所つくりに取り組んでいる「TANTAN(タンタン）の家」では、3月27日（月）にみんなで宮島に冒険に出かけました！10時に原爆ドーム前に集合し、遊覧船でいざ宮島へ。乗船してびっくりしたのは、乗客の半分以上が外国人でした。「一体ここはどこなの？」というインターナショナルな状況でしたが、私たちはマイペース。船の揺れを感じつつも「あれは似島」「あれは宮島」と眺めつつ、春の海を進みました。

宮島上陸は11時半。指導員の西山さんがここのおにぎりが美味しいんだ！ということで一同行列に並びます。観光地に行くとみんなダイエットの意識は薄くなるのか、おにぎりやカレーパン、肉まき、揚げもみじ、ソフトクリームと美味なるものに吸い寄せられていきました。その合間合間に鹿を愛でて、桜を愛でて、鳥居を愛でて。人混みをかき分けつつ、紅葉谷で折り返します。途中でお土産のもみじ饅頭をゲットして、４時には帰路につきました。

ご家族様、参加者からは「車椅子のペースでのんびり小旅行ができて楽しかった」「桜が綺麗だった」等のご感想を頂きました。カフェというと一箇所でお茶やおしゃべりを楽しむというイメージが強いですが、TANTAMではカフェを起点に、みんなで企画して「冒険」するというのがテーマです。またみんなでどこに行きたいか話をしながら、飛び出していきたいと思います。