インドネシア視察研修
2018年12月25日
巷で噂の外国人技能実習生の視察ということで施設長の野村が、12月9〜13日までインドネシアのジャワ島ジョグジャカルタに行ってまいりました。
滞在期間中は2校の看護学校(Alma Ata大学、Akper GSH Wonogiri看護短期大学)、老人ホーム(パンティ・レター)、Solo国立病院、Cahayaマンディリ・インドネシア技能訓練協会等に訪問しました。
渡航前は外国人技能実習生やインドネシアについても認識が浅く不勉強が多々ありましたが、送り出し機関であるメディアバンクエデュケーションのスタッフの皆様のお陰で、外国人や異文化を受け入れることの重要な点を実感として体験することができたように思います。
非常にびっくりしたのは、日本で言うところのグループホームのようなウォノギリ市の老人ホームで、医師、看護師、介護士のスタッフ全員がボランティアで勤務をしていると言うことでした。また88歳のお年寄り様にお声がけをした時、はっきりと日本語で「ありがとうございます」と話されました。日本とインドネシアの過去の辛い記憶の存在を新たにした思いでした。
外国人技能実習生を「制度」として受け入れることは簡単ですが、受け入れる限りにはその外国人の母国や文化へのリスペクトを忘れず、しっかりと技能をその国に持って帰っていただくという気構えが、受け入れる我々に必要なのではないかと感じています。それが大きな収穫となりました。