11月臨床美術〜紅葉屏風〜
2018年11月20日
秋になると樹々も色づき、なんだか物悲しい気持ちになります。今回はそんな思いをアートにして描きました。
まずは紅葉の写真を眺めつつ、自分の心の中に息づく紅葉の情景を思い浮かべます。心の中の紅葉の木はどんな色合いの佇まいなのか?その時の私はどんな気持ちだったのか?その樹々を包む空気は張り詰めるほどの寒さだったのか?暖かかったのか?そんなことを思い返しながら、絵の具を選んで行きました。その色を重ねて紅葉を描いた後、枝や幹を書き入れ、最終的に屏風に仕上げました。
机に直角に立つ屏風を改めて眺めると紅葉に包まれているような錯覚に陥ります。素敵な作品が出来上がりました。