11月臨床美術〜金彩野草図
2019年12月05日
11月は何もかもが実りのある黄金色に染まる季節。そんな秋を一服の絵にしようと試みました。
金色のパネルに墨で薄く塗り、その上から竹のペンでスクラッチし、秋の野草を千で描いていきます。幼い頃土手や公園で慣れ親しんだ野草を見て、感じて、思い描きながら、思い思いに金の線を伸ばして広げて行きました。時には金や銀のペンで綿毛を加えたり、穂先に点を打ったり、思い思いに秋の空気感を表現しました。どの作品も繊細だけれど暖かい素晴らしい作品に仕上がりました。